💧手汗・脇汗にお悩みの方へ💧

2025.07.17

こんにちは🌷

わき汗や手汗に困っていても、「体質だから」とあきらめていませんか。

汗の量が異常に多く、日常生活に支障を来している場合は、「多汗症」という病気として治療対象になります。

近年、新しい薬の登場などで治療の選択肢が増え、症状をコントロールできるようになってきました。

 

 

🐡原発性腋窩多汗症,原発性手掌多汗症とは?

原因となる病気がないのにもかかわらず(原発性)、日常生活に困るほど汗の量が多い病気を多汗症と呼び、

その中で手のひら(手掌)・脇(腋窩)の汗が多いものをそれぞれ『手掌多汗症』・『腋窩多汗症』といいます。

 

【診断基準】

多汗症症状が6か月以上続き、以下の6症状のうち2項目以上当てはまる場合、

《原発性腋窩/手掌多汗症》と診断します。

 

最初に過剰な汗がでたのは25歳以下である

➁左右同じように汗がでる

➂睡眠中は汗が止まっている

➃1週間に1回以上、過剰な汗がでる

➄家族にも同じ病気の人がいる

➅汗によって日常生活で困ることがある

 

 

 

🐳治療方法

<腋窩多汗症の塗り薬>

💊エクロックゲル5% 

*使用方法(1日1回、両脇全体に塗布します。継続的に塗ることで効果がみられます。)

💊ラピフォートワイプ2.5% 

*使用方法(1日1回、両脇全体に塗布します。継続的に塗ることで効果がみられます。

1回使い切りの拭き取りシート状の薬剤で、簡単かつ衛生的に使用することができます。)

 

<手掌多汗症の塗り薬>

💊アポハイドローション20% 

*使用方法(1日1回就寝前に適量を両手掌全体に塗布します。お薬を塗ったまま就寝し、

起床後は手を流水で洗ってください。)

 

禁忌

緑内障、前立腺肥大症の方は使用できません。

副作用

・皮膚炎

・口の渇き

・尿が出にくい

等の症状が起きた際は、使用を中止し医師にお伝えください。

 

患者様の生活に合った治療薬を医師の診断のもと処方いたします😌✨

手汗・脇汗の両方にお悩みの方は、まずはどちらかのおくすりを使用していただきます。

また、全身性の多汗症に対しては、内服薬もありますので、診察の際、お気軽にご相談ください💓