🐝蜂窩織炎について🐝

2022.08.26

 こんにちは!まだまだ暑い日が続きますね💦

水分補給をしっかりして熱中症に気をつけましょう🥵

 今日は蜂窩織炎(ほうかしきえん)についてご紹介します!

 

 

🌱蜂窩織炎とは

 皮膚に傷などができ、皮膚の層構造の深いところから皮下脂肪にかけて細菌が感染した状態を蜂窩織炎と呼びます。

 

 

🌱原因

 人の皮膚は細菌がついても簡単に感染しないようになっています。しかしさまざまな理由でそのバリアが破られてしまうとそこから細菌が侵入して感染してしまいます。

 

さまざまな理由としては以下の場合が挙げられます。

①虫刺されやすり傷などの外的な損傷がある

②アトピーや湿疹で皮膚のバリアが弱っている

③とびひや水虫などの感染症がもともとある

 

 

🌱症状

 蜂窩織炎にかかると、皮膚が赤く腫れて熱をおび、触ると痛みを伴います。

 また炎症が悪化したときは発熱、悪寒、ふるえ関節痛、倦怠感などの全身症状が出ることもあります。さらに周囲のリンパ節にも感染が広がり、痛みを伴うリンパ節の腫れが目立つようになります。

 全身に発症する可能性がありますが、最も症状が出やすいのは足からふくらはぎにかけてとされています。

 また蜂窩織炎の診断の際に体内に生じている炎症の程度を調べるために採血を行います。

 

🌱治療

 蜂窩織炎の治療では抗菌薬の投与を行います。

また発熱がある場合は解熱剤、痛みが強い場合は鎮痛剤などを処方することもあります。

 

 

🌱蜂窩織炎の予防方法

①皮膚を清潔に保つ

 糖尿病をお持ちの方や免疫を低下させる作用のある薬を内服している方は重症化しやすくなります。普段から皮膚のケアをしっかりと行いましょう。

 

②皮膚のバリア機能を維持する

 皮膚の保湿をこまめに行い、アトピーや水虫などの皮膚疾患がある場合は早めに治療を受けるようにしましょう。

 

 

 蜂窩織炎は再発しやすい感染症であるうえに、度重なると重症化したり全身に症状が出たりします。少しでも気になる症状がある場合は早めにご相談ください😊