口角炎・口唇炎について

2017.12.25

【口角炎】
口角炎とは、唇の両端である口角が炎症を起こし、赤みや腫れを生じる症状を言います。カサカサを伴うこともあります。
口を開くことで亀裂が生じると出血し、その後カサブタになります。亀裂は痛みを伴い、食事の時にしみる場合もあります。
カサブタは薄いため、ちょっとしたことで剥がれてしまい、再び出血してカサブタになることを繰り返すことが多いのも特徴です。

【口唇炎】
口唇炎とは、口の周りや唇に発生する皮膚炎や湿疹などの症状を言います。
体調不良の時に発症しやすく、赤く腫れあがったり唇が裂けて出血を伴う痛みを感じます。

【原因】
口角は唾液や食物が接触しやすい部位です。皮膚が繰り返し唾液などに接触することで、角質のバリアが破壊されます。
バリアがキズつくと、表皮細胞から炎症を引き起こす生理活性物質が放出され、皮膚炎を起こします。
皮膚や粘膜を正常に保つことに必要なビタミンBの不足(特にビタミンB2・B6)や、胃腸障害があると、口角炎や口唇炎を発症しやすくなるともいわれています。

【予防法】
・唾液や食物などの刺激により発症することが多いため、舌でなめすぎないようにしたり、食事の後は濡れたタオルなどで押さえ拭きしましょう。
・角質層のバリア機能を維持すると、刺激から皮膚を守ることができます。
適切な保湿も大切です。乾燥があるときは、ワセリンなど刺激の少ない保湿剤で保湿をしましょう。
・食事はバランスよく食べ、ビタミンB群が多く含まれる食品(レバー、牛乳、大豆製品、緑黄色野菜など)を多めに摂りましょう。

🌸市販のリップクリームでも効果が乏しい場合があります。
こんなことで受診しても…と思われがちな口角炎・口唇炎ですが、悪化する前にお気軽にご来院ください♬