アトピー性皮膚炎治療薬、デュピクセント注射💉をご存知ですか?
2023.03.16こんにちは!
今回ご紹介するのは、
アレルギー性皮膚炎のペンタイプの注射治療薬、デュピクセントについてです👩⚕️✨
今までの治療で十分な効果が得られなかったアトピー性皮膚炎の患者さんに対して、
確かな安全性と、高い改善効果が期待できるこれまでにない優れたアトピー性皮膚炎治療薬です。
◇適応の患者様
・15歳以上の方
・中等症以上のアトピー性皮膚の方
・費用負担が可能な方(薬剤価格が高額なため):国の高額医療の制度やお勤めの保険組合によって負担を減らすことも可能です(詳細下記に)
◇投与スケジュール
投与開始日のみ、2本を皮下注射します。
その後は2週間に1回1本を注射します。
当院で処方するペンタイプは、投与開始から2回目までは院内で打ち、
3回目からは自宅などでご自身での自己注射が可能なお薬です。
ですので、通院にともなう時間的な制約や負担が軽減でき、ご自身のスタイルに合わせて治療することができます。
また通院日を調整できるので、仕事や旅行などの活動範囲が広がります。
◇薬剤費と医療費助成制度について
注射代は以下の通りです。
※別途、診察代・処置代・検査代・ 処方箋代等必要です
負担を減らすには…
国の補助ややご加入の保険組合によって負担を減らすことができます✨
・高額医療制度
世帯収入や年齢により、ひと月に医療機関で支払う自己負担額を一定の額までに抑えることができます。
1か月の医療費が上限を超えると、超過分を国が負担する仕組みです。
・高額療養費付加給付
お勤め先保険組合によっては、国が定めるよりも手厚い医療費助成を受けられます。
詳しくはご加入の保険組合までお問い合わせください🙇♂️
その他にも、大学などの学校では独自に学生の医療費負担を補助する制度、
各自治体で、子どもに対する医療費助成制度など様々な機関で制度が設けられています。
医療制度へのご質問ご相談は下記コールセンターへごお問い合わせ可能です☟
◇よくある質問
・デュピクセント処方経験がなく初診来院した場合その日にすぐ始められるの?
→×
一定の条件を満たした患者様にしか適応がなく、価格も高価であることから、
当院では医師による診察とスタッフからの説明後、十分に納得いただいてから治療を開始していただいております。
適応条件を満たしているか確認するために、採血検査も必要となりますので、
まずはご相談からご来院ください🙇
・すでに他院でデュピクセントを始めている場合、受診や初診時に処方できる?
→受診も初診処方も可能です◎
ただし処方に関しては、デュピクセント導入時の医師の皮膚症状の評価(※)が必要となりますので、
前医からご持参をお願いいたします。
※皮膚症状の評価
・IGAスコア
・全身又は頭頚部のEASIスコア
・身体全身の面積においてアトピー性皮膚炎病変が占める割合のスコア
従来のアトピー性皮膚炎の治療に十分な効果を得られなかった方、
シリンジタイプを使っていたがペンタイプに変更したい方、話だけでも聞いてみたい方、
ご相談だけでも構いませんので、ご来院お待ちしております☺️✨
デュピクセントHP☟